こんにちはー!!マサです
今回はねじを使わずに本棚を作る方法を紹介します!
ねじはホームセンターでも沢山の種類が売られていて、正しく使えばとても便利なアイテムです
ですが、DIY初心者がねじを使うとこんな問題が発生しがちです
- 下穴を空けずに打ち込んで、木が割れる
- 斜めに打ち込んでしまい、側面からねじが飛び出す
- 見た目がカッコ悪い
ねじを使わずに本棚を作ると、こんなメリットがあります
- 見た目がスッキリする
- カッコいい
- 友達に自慢できる
それでは、早速本題に入っていきたいと思います!レッツDIY!
設計図を書く
まずはどんな作品を作りたいか?を自分の中で整理するために設計図を書きます
設計図と言ったり、図面と言ったり色んな言い方があります
僕は図面の方がしっくりくるので、ここから先は図面と言わせてください
図面と言っても難しく考える必要は全く無いです
実際に僕が書いた図面はこちらです
A4の紙にフリーハンドで、完成形の絵と分解したときの絵を書きました
ちなみに図面に出てくるアルファベットの「t」は板の厚みのことです
英語で厚みのことをthicknessと言ったりするのでその頭文字です
話を戻そう
図面を書くメリットはこんな感じです
- ミスが圧倒的に減る
- 頭の中で手順が整理できる
- 結果的に効率良く作業できる
図面をめんどくさがって書かずに作り始めると、必ずどこかで失敗します
材料を加工してからする方が余計に修正の時間がかかったり、最悪の場合修正不可能になります
このくらいの図面であれば、慣れれば15分位で書けるので、是非書いてみて下さい!
必要なもの
今回のDIYで使ったものは以下です
- 木
- ベニヤ板
- ボンド
- トリマー
- F型クランプ
- コーナークランプ
木は近所のホームセンターで購入しました
今回はパインの集成材にしました!(節無は高すぎていつも断念している)
節有りの方が安いですが、問題なしです
むしろ見方を変えれば節がアクセントになっていい感じじゃないか?
ということで今回はこれを買いました
値段の上にちっちゃく910×1820×18mmと書いてあります
これが板のサイズで、18mmが手書き図面の「t」に当てはまります
図面を書いているときは厚みがわからなかったので、仮に「t」としていたわけです
う~ん、、それでも合板と比べると高く感じてしまう
材料カット、墨付け、トリミング
買った板はホームセンターのカットサービスを利用してカットしました
こんな感じで紙に書いて店員さんに頼めば切ってくれます
ちなみに行きつけのホームセンターでは50円/1カットでやってくれます
ホームセンターの木材カットサービスのメリットはこんな感じです
- 確実に真っすぐに切ってくれる
- 時短になる
デメリットとしては強いて言えば少しお金がかかるところですが、安いので利用することをおススメします!
あとは自分の腕を磨くために自分でカットしたい!という方は自分でカットするのも全然アリです!
少し余談ですが、僕も丸ノコを買った時は練習のために自分でカットしていました
次は墨付けです!墨付けとは、材料を加工する前に目印の線を書くことです
僕は鉛筆と定規でパパっと書いちゃいます
墨付けが終わったら、次はトリマーで溝を掘っていきます!
溝の幅は、相手の板の厚み+2mmくらいに少し太めに設定しておきます
ピッタリにしてしまうと、板は微小に反って変形していますので組むときに嵌らない場合があります
トリマーの使い方はここでは省略しますが、別の記事で詳しく書きますね!それまではググッといてください(笑)
トリマーは先端が高速回転するので音も大きくて、初めて使う時こそ怖いですが、説明書をよく読んで正しく使えばDIYの幅をグッと広げてくれる強い味方になってくれます
組み立て
トリマーが終わったら、ボンドで接合していきます
ここではF型クランプとコーナークランプのコラボレーションです!
溝に板をパズルのようにはめていくので、板同士がずれたりしないので組みやすいです
これもトリマーを使うメリットの一つですね!
かなり完成形が見えてきました!
クランプの代わりにレンガを上から載せて、しっかりと板を押さえつけています
ゴツゴツしたレンガを直接乗せちゃうところが、僕の雑なところですね(笑)
ベニヤ板は背面にだけ使用しました!理由は以下です
- 重量を軽くするため
- パインの集成材1枚のサイズ(910mm×1820mm)に収まりきらなかったため
- 少しでも安くするため
- 本を収納してしまえば結局背面は見えなくなるから関係ない
季節にもよりますが、大体3時間くらい放置すればクランプやレンガを外しちゃっても大丈夫です
いい感じです!
この時に接合部に少し段差を感じる場合は、やすりで平面に慣らしておきましょう
このひと手間が完成度をぐぐっとアップしてくれます
ちなみに板の接合部をアップで撮影するとこんな感じです
少し隙間が空いるのが分かりますでしょうか?
ここも隙間が空いています
本当は隙間ゼロでビシッとさせたいところですが、僕は家具職人ではないので無理です…
職人はやっぱりすごいな〜
DIYで自宅で使う目的であれば誰も気づかないレベルですし、濃いめの塗料を選ぶことで多少ごまかすこともできます
塗装
塗料はワトコオイルのダークウォルナットを使用しました
ワトコオイルは木目を活かしつつ、ナチュラルな雰囲気に仕上げたいときによく使っています
僕がワトコオイルを使う理由は3つあります
- ハケで塗れるから時短になる
- 誰でもムラ無く、綺麗に塗れる
- お値段もそんなに高くない(1リットル缶で3000円くらい)
ワトコオイルに出会うまではブライワックスを使っていましたが、時間がかかるのが僕的にネックとなっていました
そんな悩みを解決してくれたのがワトコオイルです!
1回目の塗装の様子です
濃淡が付いて木目が浮き上がってくる感じです
1回でも十分な気はしますが、説明書には2度塗りが推奨されていますので2度塗りしました
1つ注意点ですが、はみ出たボンドが拭き取りきれずに残っていると、そこだけ塗料がはじいてしまいます
対策としては少し手間ですが、ボンドが乾いたあとではみ出た部分をヤスリがけしておくとバッチリです
僕は面倒臭くてやりませんでした(笑)
そしたら見事に塗料がはじいて少し変な見た目になりました…下の画像の左上の角部で少し薄くなっている所がそうです
十分に乾燥させれば、完成です!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?細部の説明は省略している所もあります
もし質問があればコメントを頂ければお答えしますので、遠慮なく何でも聞いてくださいね!
この記事全体を通して大事なポイントをまとめてみました!
- 図面を書こう!
- ホームセンターの木材カットサービスを活用しよう!
- トリマーの溝幅は相手の厚みプラス2mm
- 見えない所はベニヤで軽く安く
- 組み立て後の段差はやすりで滑らかにしよう
- ワトコオイルはボンドを弾く
以上です!この記事が少しでもあなたのDIYライフを楽しくできれば僕は幸せです!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!