DIY

大人も楽しめる!ストラックアウトの作り方

こんにちはー!!マサです!

みんな憧れのストラックアウトの作り方をご紹介します!

DIYerなら、絶対に1回はストラックアウトを作ってみたいと思ったことがあると思います

だけどいざ作ろうと思うと、

  • 毎回パネル取れたら取り付けるのめんどくさい
  • 耐久性は大丈夫か?(強度的に)
  • 憧れの2枚抜きは絶対やりたい!

こんな風に思いますよね?僕はそう思って、あれこれ考えて実際に作ってみました!

その結果、このストラックアウトのスペックはこんな感じになりました

  • 番(ちょうつがい)でパネルが倒れるだけだから戻すのが楽ちん
  • 小学校低学年くらいまでなら本気で投げても大丈夫(テニスボールを使用。個人差あります)
  • 2枚抜き、バッチリ行けます!

特にパネルが倒れる構造は、蝶番と100均で手に入るアイテムで作ってみました!我ながらいいアイデアだと思うので、そこだけでも見て欲しいです(笑)

それでは早速、いってみよー!!

もっこ
もっこ
ストラックアウトおもしろそうね!
まさ
まさ
でしょ?作ってみたらやっぱり楽しすぎたから、作り方を紹介するぜ!!

設計図を書く

設計図を書く目的は、どんな作品を作りたいか?を自分の中で整理するためです

実際に僕が書いた図面はこちらです!

パネルが倒れる仕組みはこんな感じです!


寸法Aと寸法Bは蝶番のサイズを見込んでおくことがポイントです!寸法Aが長すぎると、今度は逆に下のパネルが倒れるときの軌跡と干渉してしまいますのでご注意くださいね

大事なのでどの記事でも書いていますが、図面を書くメリットは以下です

  • ミスが圧倒的に減る
  • 頭の中で手順が整理できる
  • 結果的に効率良く作業できる

図面をめんどくさがって書かずに作り始めると、必ずどこかで失敗します

材料を加工してからする方が余計に修正の時間がかかったり、最悪の場合修正不可能になります

このくらいの図面であれば、慣れれば15分位で書けるので、是非書いてみて下さいね!

必要な材料と道具

今回のDIYで使った材料と道具は以下になります

材料

  • フレーム、パネル用の木(細い)
  • 土台用の木(太い)
  • ベニヤ板(縦280mm×横270mm)×9枚
  • ボンド
  • ステンレスねじ(首下38mm)×約20本
  • ステンレス蝶番(幅60mmくらい)×18個
  • 蝶番を止めるねじ×36本
  • アクリルスプレー(白、黒)
  • フラワータグ
  • フラワータグを止めるねじ×9個

ねじや蝶番は雨にぬれてもさびないようにステンレスにしました

ねじは以下の理由から予備を含めて上記よりすこし多めに確保しておきましょう

  • 小さいから見失って紛失する
  • 締結するときにねじ山がつぶれる時がある

DIYを続けていくつもりであれば、ねじはどうせいつか使うものなので、箱買いで大量に仕入れておいた方が賢い選択かもしれません!

もっこ
もっこ
フラワータグって何よ?
まさ
まさ
これがないと俺のストラックアウトは完成しなかったよ…あとで詳しく解説するよ!

道具

  • のこぎり
  • ドライバー
  • インパクトドライバー
  • トリマー

道具はこれだけで大丈夫です!

墨付け、材料カット、トリミング

墨付けは設計図を見ながら木に線を引きます(写真は撮り忘れてしまいました)

材料カットはこれくらいであれば電動工具じゃなくて、普通ののこぎりでカットしました!

理由は以下です

  • 電動工具ばかり使っていると自分の腕が上達しない
  • 僕の電動工具はコード付きなので準備に時間がかかる

トリマーはパネル用の木と土台用の木に使いました

まずパネル用の木は、パネルを挟むためにトリマーで溝を彫ります

こんな感じです

溝の位置を木の中心からずらすのがミソです。ずらす量はあんまり細かいことは気にせず、雰囲気で決めました(笑)

土台も太い木の方に溝を作り、フレームの足がはまるようにしました!塗装後の写真しかなくて、見づらくてすみません…

上から見るとこんな感じです

溝の深さは5mmくらいですが、この溝がとても重要です!土台の溝にフレームがはまることで、単純にネジだけで組み立てるよりも、強度が段違いにアップします!

もっこ
もっこ
最初の手書きの図面には斜めに木が固定されていたけど?
まさ
まさ
うん、あれは作ってる途中でやめちゃった。土台の木が太くてしっかりしてたから。

組み立て

フレームの組み立て

はい、完成形がこちらです!

パネルはまだくっつけていなくて、ただ置いてるだけです(笑)

木をネジ2本ずつ使って固定しています。詳細画像はこちらです

ねじも家に転がってるものを使ったので、色も黒だったりシルバーだったりで面白いですね(笑)

ここで注意ポイントです!
絶対にネジを打ち込む前に下穴を空けてください!

めんどくさいのはめちゃくちゃ分かります

でも、絶対に下穴を空けて欲しいです
これだけ細い木に直接ネジを打ち込むとほぼ100%割れます!(特に先端部)

絶対だよ?ね??一生のお願いだから!

もっこ
もっこ
下穴はホントめんどくさいわ~
まさ
まさ
そこをなんとか…ここだけはお願いします!

パネルの組み立て

トリマーで掘った溝にベニヤ板のパネルを挿し込んで、ボンドでくっつけます

このとき、ボンドが固まるまでできるだけパネルを垂直にして固定するように気を付けてください

この写真の右側が表で、数字を書く面になります

塗装

フレームとパネルを塗装します

今回はフレームを黒、パネルを白にしてみました!!ザ・ストラックアウトって感じしませんか??

これは完成した後の写真ですが、フレームとパネルの組み立ては次の項目ですぐに説明します!

今回はスプレーを使用しました

僕が思うスプレーのメリットを簡単にまとめておくと

  • 片付けが楽ちん
  • 素早く塗れる
  • 乾きが早い

逆にデメリットとしては

  • 気を抜くと色が薄い場所(ムラ)ができる
  • 割とすぐに消耗する(コスパは良くない)

結論、スプレーは時間が無い人にはおすすめかなと思いました!

逆に塗装する時間を十分に確保できる人は、ハケを使って丁寧に塗った方が納得のいく仕上がりになると思います

自分に合った塗り方と色で、自由に塗っちゃいましょう!

パネルをフレームに取り付ける

蝶番をパネルの両端に取り付けていきます!フレームに対してパネルを仮置きして、蝶番の大体の位置を決めます

蝶番の位置が決まったらフレームに取り付けていきます

フレームに付けたら、次はパネルを取り付けていきます

蝶番の数が18個と多めなので、地味に時間がかかります!音が出る作業ではないので夜にやってもいいかもしれませんね!

【見て欲しい】ボールが当たった時だけパネルが倒れるようにする

この記事で1番読んでほしいとこです!

これまでの工程で、ほぼほぼ形は出来上がりました

僕も「完成だー!」と思って実際にあそんでみると、こんな問題にぶち当たりました

  • フレームに当たるとパネルが全部倒れてしまう
  • 風が吹いただけでもパネルが倒れてしまう

これはどうしたものか…

そこでとりあえず100均に行き、なんかないかな〜と10分くらい探して見つけたのがこれ!

フラワータグです!これを100均で見つけた時、この形、柔らかさ全てがパーフェクトだと思いました!

さらに、園芸用なので耐候性も良いはず!

先端だけ切り取って、こんな感じでフレームに取り付けると、ちょうどいい感じでパネルが倒れないようになります

フラワータグの先端とパネルのラップ量は約2mmです

ただし、パネルの重さなどで適切なラップ量が変わります。2mmはあくまで参考程度に留めてもらって、各自調整していただくのがいいと思います!

もっこ
もっこ
フラワータグ、いいアイデアじゃないの
まさ
まさ
でしょでしょ?もっと褒めて!

ついに完成です!数字は、あえて小学校2年生の息子とその友達に書いてもらいました!

もっこ
もっこ
子供と一緒に作るのも思い出になっていいわね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?ストラックアウトは大人も子供も一緒になって楽しむことができますので、是非作ってみて下さいね!

もし作ったら、感想なんかもコメントでいただけると嬉しいです!「もう少し詳しく知りたい」などのご質問も頂けたら必ず返信します!

最後に全体を通して重要なポイントをまとめますね!

  • 図面を書く
  • 蝶番のサイズを見込んでフレームとパネルの位置を決める
  • フレームを固定するねじを打ち込む前に、下穴を空ける
  • 土台はトリマーで溝を作って、そこにフレームをはめる
  • パネルの倒れ防止は100均のフラワータグ!ラップ量は2mmくらい

以上です!最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
masa
機械設計エンジニア/DIY/木工/ウッドバーニング/マイホーム修理/インスタ これらの経験を活かして、世の中の同じ境遇で同じ悩みを持つ人々の役に立ちたいと思い、2021年3月にブログを立ち上げました。 主に妻や子供たちが喜んでくれそうなものを作ってはブログやインスタにアップしています。